2012年11月25日日曜日

reMarcoble / Marco Sfogli

目玉って実際まじまじと見ると気持ち悪いはず
なんですけどこれはどことなく美しい

Dream Theaterのボーカル、James LaBrieのソロプロジェクトなどでギターを弾いているイタリア出身ギタリストMarco Sfogliの2ndギターインストアルバム「reMarcoble」が先日発売されました
タイトルはremarkableのもじりですね誰でも分かるわ

1stアルバムの「There's Hope」はiTunesで購入したのですが今回はこちらのサイトでCDを購入しました
送料がすごいことになりましたがCDを直接手に取ることで得られる満足感みたいなものはDL販売にはない魅力かと
レコード・CDあたりはインテリアにもしようと思えばできますからね

というわけで一度やってみたかった全曲レビューというか感想とか印象を

  1. Intro
    普通のJPOPアーティストのアルバムでもよくあるインスト小品での導入
    初めて聞いた時はなんとなくSteve VaiのLiberty(「Passion and Warfare」一曲目)に近いものを感じたんですが気のせいでした
    多分一曲目ってのが被ってたんでそう思っただけですね、可もなく不可もなくという感じ

  2. Jester's Tears
    綺麗なアルペジオで本編突入、大体七拍子の楽曲
    正直アルペジオ直後のブラッシング音だけでもうやられましたね
    サビのメロディが美しく自分で弾いてても楽しいです
    この曲が気に入ったなら多分Marco Sfogliはずっと聴き続けるべきアーティストになると思います

  3. The Reaction
    フレーズ自体は至ってシンプルなのに非常にかっこいいリフが特徴的な3曲目
    友人曰くAndy Timmonsに近い雰囲気らしいのでそちらも聞いてみてはいかがでしょう

  4. reMarcoble
    力強い16分のリフで始まるテンポ早めな曲
    表題曲だけあってかなり力入れてるなあという感じです
    この曲聞いて思うのはMarcoは弾きまくるところと弾かないところのメリハリがすごい上手いなと
    Still Hurts(「There's Hope」一曲目)で全く弾かない箇所があるんですが弾いてないのにカッコイイからもうわけ分かんないですね
    個人的には最後のキーボードとのユニゾンが大好きです

  5. Far from Me
    割りとしっとりした感じの曲です
    サビ以外はそこまで盛り上がらない感じでしょうか

  6. Heartburn
    アルバムの中では重苦しい感じの曲
    変拍子もそこそこあります
    ただあんまり好きではないですね
    一回目聞いた時はほとんど印象に残りませんでした

  7. The Forest
    ちょっとジャズというかあっちっぽい感じの始まり方だったのでこれはなかなか新鮮だなと
    俺の好きなエレクトリックピアノも出てきたのでご満悦
    とか思いながら聞いてたら4分過ぎたくらいで完全にノックアウトされました
    自分の中では前二曲がいまいちだったのもあって今作のベストトラック

  8. Father to Son
    明るくて聞きやすいと思います
    全然似てないんですけど前曲からの流れが結構気に入りました

  9. Save Yourself
    次の曲がアコースティックギターメイン、その次の曲はカバーなので本編ラストといってもいいかも
    イントロからもうアルバムのクライマックスなんだなって雰囲気がありますね
    曲自体はやはりサビのフレーズが印象的ですカッコイイ

  10. Song of Ben and C.
    アコースティックギターで奏でる爽やかなエンディング
    どっかの店で流れてたらMarco Sfogliだとは多分気付かない
    ラスト前に重めの曲を置いて最後に(雰囲気が)軽めの曲を持ってくるのはよくありますけどやっぱハマってますね
    目覚めの一曲に非常に良さそうです

  11. The Barbarian

    今ググって知ったのですがこの曲なんとコンピュータゲームの曲です
    既に亡くなられているようですがRichard Josephという作曲家が手がけた曲で、Commodore64という8ビットコンピュータ向けに開発された「Barbarian:TheUltimateWarrior」というゲームのタイトル曲だそうです
    若き日のMarcoがプレイしたかどうかは定かではありませんがしてそうですよね
    わざわざソロアルバムに入れるくらいですし
    動画見た後に改めて聞いてみると原曲にかなり忠実なアレンジとなっていてBarbarianファンは大満足間違いなし

といった感じでいかがでしょうか
1stについてもそのうち何か書きたいですが俺はこっちの方が好きですね
曲順も良く練られてててすごい丁寧に作られたんだろうなと思いますまあ4年ぶりくらいの作品ですし

少なくともギターインスト好きな人は買いです
そうでない人はThe Barbarianのためだけに買いましょう

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